デジタルサイネージを店舗へ導入するメリットとは ~最新事例など

公開日 :2022/11/21 | 最終更新日 :2025/05/23

スーパーや飲食店、商業施設に入る店舗などでデジタルサイネージを導入しているケースが増えています。今回は、店舗へデジタルサイネージを導入するメリットや、最新の導入事例についてもご紹介いたします。

目次

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デジタルサイネージとは

デジタルサイネージとは、液晶ディスプレイやLEDビジョンなどの電子的な表示機を使い、映像や画像を配信するためのシステムを総称して「デジタルサイネージ」と呼びます。

デジタルサイネージ導入の目的

デジタルサイネージを導入するとなれば、考えるべきポイントがいくつかあります。
まずは、設置する目的を決めることが重要です。販売促進用に使うプロモーションタイプ、空間演出に使うプロモーションタイプ、情報伝達として使うインフォーメーションタイプ、また最近ではAI技術と連携した分析・計測を目的としたデジタルサイネージも登場しています。

視聴者ターゲットの設定と設置場所の選定

デジタルサイネージを導入する場合には、設置場所も重要な要素です。設置場所を選定するためには、まずは「どこにいる誰に見られるか」ターゲットとなる視聴者を決定する必要があります。

お店の前を通る店外のお客様へ向けて見せるのか、店内で買い物や飲食をされるお客様に見せるのかなど、場面によってディスプレイとの距離も異なり、屋外・屋内などの仕様も変わってきます。
お客様とディスプレイの距離がある程度定まれば、適正なディスプレイのサイズは決まってきます。

まずは、誰に見せるか視聴者ターゲットを決め、デジタルサイネージの設置場所を選定していきましょう。

店舗にデジタルサイネージを導入するメリット

店舗用にデジタルサイネージを導入するメリットは様々あります。

【店舗にデジタルサイネージを導入するメリット】

・ポスターなどの印刷物の印刷費、配送代、張替え業務の削減

・リアルタイムに情報発信が行えるようになる

・急なお知らせや掲示物の修正・変更も容易に行える

・動画訴求によって、掲示物の訴求力、視認度、理解度も向上する

・多店舗展開の場合、一括制御により一斉に情報更新が可能で効率的

また、営業前や営業後のお客様がいない際に、従業員用の教育コンテンツを流すなど、販売促進以外の目的で使うことも可能です。

多言語対応

ようやくコロナが落ち着きをみせ、2022年10月11日から、訪日個人旅行の解禁・ビザ免除の再開・1日の入国者数上限の撤廃を正式に発表した日本。

徐々に外国人渡航者も増え、接客対応で英語や韓国語に中国語などのコミュニケーションが必要となるシーンもコロナ前のように徐々に増えてくるのではないでしょうか。

デジタルサイネージでは、日本語、その他言語の表示をあらかじめ用意することで、多言語対応が可能です。

外国語に対応できるスタッフを抱えることなく、多言語変換可能なタッチパネル式サイネージなどを導入することで、インバウンド対応できる仕組みを作り上げ、社員・スタッフが働きやすい環境を生み出すこともサイネージを導入するメリットになります。

店舗でのコンテンツ運用方法

店舗向けといっても、業種別によって様々なデジタルサイネージの運用方法があります。それぞれ業種別のコンテンツ利用例を、弊社の導入事例とともにご紹介します。

飲食店でのデジタルサイネージコンテンツの例

MOMI & TOY’S 有明ガーデン店 様

ファーストフード店、レストランやカフェ、居酒屋・Barなどでのコンテンツ利用法は、次の様な例があります。

・グランドメニューやランチメニューの商品・価格表示(時間帯別で変更)
・新作メニューや季節限定メニューの表示
・テレビCM、店舗や企業コンセプト・ブランディング映像
・期間限定キャンペーンの映像
・アルバイト募集映像

ホームセンターなどの小売店でのデジタルサイネージコンテンツの例

ホームセンターバロー小牧岩崎店 様

ホームセンターでは、次のようなコンテンツが考えられます。

・今週の安売り・目玉商品の広告表示
・キャンペーンの告知
・アウトドア商品の紹介
・キャンプご飯の特集
・フロアMAPやフロアガイド
・テナント店舗の紹介
・会員カード特典の紹介
・非常誘導経路の表示

ホテルでのデジタルサイネージコンテンツの例

けいデンタルクリニック 様

病院へ来院・入院される方向けのコンテンツ利用として、次の様な例があります。

・診療時間の案内
・待合人数の表示
・健康や病気にまつわる情報提供
・物販の訴求
・先生や医院の紹介映像
・診療メニューの紹介等

アパレル店舗でのデジタルサイネージコンテンツの例

マムート・スポーツグループジャパン株式会社 様

アパレル店舗でのコンテンツ利用としては、次の様な例があります。

・ブランドイメージコンテンツ
・商品情報の発信コンテンツ
・セール情報
・スタッフコーディネート
・SNS連携コンテンツ

不動産店舗でのデジタルサイネージコンテンツの例

有限会社 大倉商事 様

不動産店舗でのコンテンツ利用としては、次の様な例があります。

・物件の間取り紹介
・販売中の物件紹介
・スタッフ紹介
・店舗PR映像

カーディーラーでのデジタルサイネージコンテンツの例

ダイハツ東静岡店様

アパレル店舗でのコンテンツ利用としては、次の様な例があります。

・ブランドイメージコンテンツ
・商品情報の発信コンテンツ
・セール情報
・スタッフコーディネート
・SNS連携コンテンツ

コスメブランド店でのデジタルサイネージコンテンツの例

@cosme TOKYO 様

コスメブランド店でのコンテンツ利用としては、次の様な例があります。

・ブランドイメージコンテンツ
・商品情報の発信コンテンツ
・セール情報
・SNS連携コンテンツ
・商品案内(多言語対応)

銀行でのデジタルサイネージコンテンツの例

横浜幸銀信用組合大分支店 様

銀行でのコンテンツ利用としては、次の様な例があります。

・キャンペーン情報
・テレビCM
・金融商品の紹介
・ニュース、天気予報

サービスエリアでのデジタルサイネージコンテンツの例

中日本エクシス 様 施設名:浜名湖SA

サービスエリアの店舗でのコンテンツ利用としては、次の様な例があります。

・フロアマップ
・イベント情報
・特産品の紹介
・店舗紹介

まとめ

店舗でのサイネージの導入は、顧客へのサービスの透明化や購買意欲をくすぐる物となっています。近年、コスト削減による人件費や広告費の削減を考える企業は増えています。そういった際には、デジタルサイネージを導入することで、真新しさだけでなく、ユーザビリティーを上げ、費用対効果が向上され、コストダウンにも繋がるアイテムとして活躍してくれます。

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弊社では、LEDビジョン、デジタルサイネージのパイオニアとして30年以上。お客さまがサイネージの運用で必要とする「設置」「コンテンツ」「メンテナンス」をワンストップで行うことにより、AVIXならではのソリューションと、お客様への付加価値を提供してきました。

商業施設・飲食・フードコート・屋外ビジョン広告メディア・スタジアム・競技場・スポーツ施設など、様々なシーンで必要となるLEDビジョン・デジタルサイネージの設置からコンテンツ制作、メンテナンスまでトータルサポート致しますので、導入をご検討中のお客様は、ぜひご相談くださいませ。

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導入をご検討されている方は、ぜひ一度ご一読ください。
<内容>

1.画面サイズ
2.ドットピッチ
3.輝度(画面の明るさ)
4.可視角度範囲
5.映像コンテンツ(アニメーション)
6.映像コンテンツ(訴求ポイントの整理)
7.フォント選び(文字の視認性)
8.画面比率
9.「風景化」 させない (運営が重要)
10.排熱・塩害対策
11.メンテナンス

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