LEDビジョンとは?設置のメリットや注意点を徹底解説 | アビックス株式会社

公開日 :2023/08/15 | 最終更新日 :2025/05/29

この記事では、LEDビジョンとは?について説明しながら、LEDビジョンの具体的な設置事例を紹介しています。LEDビジョンや各種デジタルサイネージの設置を検討している企業の担当者に向けて、LEDビジョンの仕組みや基礎知識だけでなく、LEDビジョンを設置するメリットや注意点なども解説しています。ぜひ、自社でLEDビジョンを設置する際の参考にしてください。

目次

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LEDビジョンとは

LEDビジョンとは、LEDを搭載した映像表示ディスプレイの総称です。デジタルサイネージに用いられることが多く、店頭や屋外の広告、イベントや施設の空間演出、電子看板や電子掲示板などで広く使われています。主に液晶ディスプレイと比較されることが多いですが、LEDビジョンの方が高輝度で、昼間や明るい場所でも鮮やかに表示ができ、防塵・防水、耐久性に優れているため、屋外の大型ディスプレイでの使用に適しています。
近年では、LEDピッチ2mm以下の超高精細LEDビジョンも登場し、液晶ディスプレイと比較しても遜色のない映像表現が可能となり、会議室やエントランスなどの屋内での導入も進んでいます。

LEDビジョンの仕組みや設置までの流れについては、後ほど基礎知識の項目で詳細を解説します。ここでは、大まかな仕組みついて解説します。

LEDビジョンの仕組み

LEDビジョンは、赤・青・緑の3色の発光ダイオード(自然発光素子)で構成されています。3色をユニット化し、均一に並べてパネルを作り、さらにタイル状に組みあわせたものが、LEDビジョンです。ディスプレイの解像度が高いほど、繊細で高画質の映像が映し出されます。

日本人の研究者によって青色LEDが発明、実用化されたため、フルカラーでの映像化に成功しました。このような背景もあり、LEDビジョンは世界的に広く普及しています。

LEDビジョンに関する基礎知識

「エル・イー・ディー」の略称で知られるLED(発光ダイオード)は、「Light(光)」「Emitting(放出する)」「Diode(ダイオード:半導体)」の頭文字に由来する半導体発光素子です。半導体材料の使い分けによって、紫外・可視・赤外域のさまざまな波長の光を発光します。LEDを使用した製品には、LED照明をはじめ、携帯電話のバックライトや懐中電灯、信号機、屋外用ディスプレイなどがあり、多方面で活用されています。

ピクセルピッチとは

ピクセルとは、デジタル画像における最小単位を表す言葉です。LEDビジョンのピクセルが大きいほど解像度が高く、より高精度な画像の表示を可能にします。
ピクセルピッチとは、1ピクセル内のLEDとLEDの距離を表す用語です。同じ面積のLEDビジョンでも、ピッチが小さいほど解像度は高く、より高精度の画像を表示できます。ただし、その分LED素子の数が増えるため、価格が高くなる傾向にあります。

ピクセルピッチとは
ピクセルピッチのイメージ

SMD・COB・GOBとは?

LEDビジョンを構成するLED素子のパッケージング方法や構造の違いで、LEDビジョンのモデルは主に3種類に分かれます(SMD・COB・GOB)。どのモデルにおいてもメリット、デメリットがあり、設置場所や設置環境に合わせたモデルの選択が必要となります。

SMD(Surface Mount Device)はLED素子の基本的な種類で、1つの素子の中に、R(赤)×1、G(緑)×1、B(青)×1が入っており、SMD部品は基板に穴を開けず、基板の上に直接載せてハンダ付けします。
RGB各色のチップが一つのランプ内にあるため、DIPと比較すると混色性が高く色表現が綺麗です。

GOBモデルとは、通常のSMDパネル(一般的にはP2mm台以下のSMD方式)に対して樹脂コーティングの表面保護を施し、耐衝撃性・表面防水性・防塵性を高めたLEDビジョンパネルです。
人が触れるような設置場所に適したモデルです。

COBモデルとは、通常のSMDパネルと比べて約5倍の耐衝撃性を保持できます。さらに表面防水性がありパネルの安定性も高く、超高精細なピッチでのパネル製造が可能になったLEDビジョンパネルです。
GOB同様に、衝撃や振動に強いため、人が触れるような設置場所に適しています。
さらに、COBモデルは素子修理の時に残ってしまう修理痕問題を独自のコーティング構造採用によって解決し、“修理痕を残さない”という新しいタイプです。

適正視認距離の計算方法

視認距離ドットピッチ
30m25mm
10m8mm
5m4mm

LEDビジョンは、大きさだけでなく画素ピッチの細かさで金額が変わるため、価格の目安を出すには適正視認距離の計算が必要です。
適正視認距離とは、映像をみる人にとって最適な距離を指します。

視認距離とはターゲット(見てもらいたい方)にする人からLEDビジョンまでの距離のことを言い、視認距離によって適正なドットピッチを算出することができます。

LEDビジョンのドットピッチを求める計算式
【ドットピッチ(mm)=LEDビジョンまでの最低適正視認距離(m)÷1.16】

輝度(明るさ)とは

LEDビジョンの明るさを示す言葉に「輝度」があります。輝度とは、光源の光の強さを示す単位です。一般的に、輝度が高いほど光源の光が強くなり、明るさが増すと言われています。液晶ディスプレイなどと比べても、LEDビジョンは輝度が高く、照明が多い屋外に設置したい場合にもおすすめです。

視野角とは

LEDビジョンの性能を示す指標の1つに「視野角」があります。視野角とは、画面に映し出された画像がしっかりと見える角度の広さのことです。視野角には、上下方向の角度の広さを表す「垂直視野角」と、左右の角度の広さを示す「水平視野角」の2種類があります。LEDビジョンの視野角は、通常の液晶ディスプレイの垂直・水平のどちらよりも広いです。

LEDビジョン設置までの流れ

LEDビジョンの設置は、以下のような流れで導入されます。

1.現場調査
2.法的な規制の確認
3.使用する機器の仕様書を作成
4.お見積の作成
5.ご発注
6.制作
7.設置・施工
8.運用開始

現場調査から運用開始までにかかる期間は、受注生産の場合で3カ月前後がひとつの目安になります。業者や使用する機器などによっても日数は異なるため、あらかじめ発注先に確認しておきましょう。

LEDビジョンを導入した場合、以下のようなさまざまなメリットが得られます。

LEDビジョンのメリット(液晶モニターとの違いなど)

LEDビジョンは液晶モニターやプロジェクターに比べて断然明るい

LEDビジョンは液晶モニターやプロジェクターなどに比べ、明るさ(輝度)が異なります。輝度を表すcd(カンデラ)が、LEDビジョンのcd(カンデラ)が1,200cd~5,500cdに対し、液晶モニターは600cd程度となります。ガラスの内側など外光が当たる設置場所においては、LEDビジョンの方が適しております。
この差は、液晶モニターはバックライトによって照らされて画面が発光しているのに対して、LEDビジョンは映像を表現するピクセル(LED)が発光しているため、明るさに歴然の差があります。

LEDビジョンはレイアウトやサイズが自由でベゼルがない

LEDビジョンは、パネルをタイル状に組み合わせているため、設置サイズを自由に選べます。さらにLEDビジョンのパネルは薄いため、従来の長方形だけでなく、球形・らせん・カーブなどの形状で設置できます。小さな空間から広域の屋外まで幅広いレイアウトが可能です。
また、液晶ディスプレイで大型のものを構成する場合、マルチ画面(液晶モニター同士による組合せ)にて画面を構築することになり、その場合、液晶モニター同士の繋ぎ目(ベゼル)が目立ち画面上の線が気になります。LEDビジョンの場合は、パネルを組み合わせて構成しているため、繋ぎ目を気にせず画面を構築出来ます。

LEDビジョンは環境を選ばない

LEDビジョンは、防水・防塵化されている製品も多く、屋外に設置したい場合に適しています。自ら発光する特性があるため、ネオン街のような明るい場所でも、ほかの表示機器の光にも負けず鮮明な画像を映し出します。なかには、塩水にも強い処理を施した製品もあり、海水浴場などのイベント時の活用にも便利です。

LEDビジョンは寿命が長い

LEDビジョンの寿命は、設置環境によって変動しますが、約5年(50,000時間)から10年(100,000時間)とされています。
長期間の利用の中で一部不点灯などの不具合が発生した場合は、対象のパネルのみ交換することで、不具合を解消することができます。その場合、輝度が異なるため、輝度調整などの技術介入が必要です。
耐用年数が長い製品であるため、予備パネルの在庫確保や、長期にメンテナンス対応が可能な会社からご購入することが重要です。

LEDビジョンは高リフレッシュレート

LEDビジョンは高リフレッシュレートの製品のため、テレビ中継やモバイル端末の撮影などでも、フリッカーが発生することを抑えることができます。広告放映を行うスポーツ会場、イベント会場などの場合は、特に高リフレッシュレートのLED製品を選択することを推奨致します。

推奨リフレッシュレート
・一般的な屋内表示:1,920Hz以上(最低限)
・スマホ・ビデオカメラ撮影:3,000Hz~4,800Hz以上
・プロ仕様・放送対応:3,840Hz~9,600Hz以上

LEDビジョンの設置事例

LEDビジョンは、屋内・屋外を問わず設置できるため場所を選びません。ここでは、アビックス株式会社のLEDビジョンを活用した事例を紹介します。

高透明度LEDビジョンでオフィス空間の演出と無人来訪者案内

株式会社Dirbato

株式会社Dirbatoではオフィス移転にあたり、8つの会議室がある来客エリアでデジタルサイネージによる空間演出を行なうことで、無人での来訪者案内を実現しました。
普段は企業観を表現した映像を流しており、時間帯により色彩を変えながらエントランスの雰囲気をより一層高めています。

高精細LEDビジョン(保護コーティング仕様)でSHIBUYA TSUTAYAの世界観を演出

SHIBUYA TSUTAYA

リニューアルオープンしたSHIBUYA TSUTAYA。その世界観を演出するため、屋外に3面のLEDビジョンに加え、1Fのメインフロアでは高精細LEDビジョン(COS 保護コーティング仕様)を3面設置致しました。1Fのフロアでは、開催するイベントのレイアウトに合わせて、LEDビジョンが可動できる仕様となっております。

スタジアム・競技場・体育館(アリーナ)でのLEDビジョン設置例

沖縄アリーナ

沖縄アリーナ(おきなわアリーナ)様では、より質の高いエンタテインメント体験を提供することを目的として、施設内の映像機器(LEDビジョン・マルチ液晶モニター)について、LEDビジョン・液晶モニターを合計114箇所、弊社製品をご採用頂きました。機器の設置から保守・メンテナンス、オープニングの映像制作まで多岐にわたり弊社がバックアップさせていただいております。

空間演出・アート表現を目的としたLEDビジョン

COMME CA ISM ららぽーとTOKYO-BAY店

「COMME CA ISM ららぽーとTOKYO-BAY店」に大規模な店舗リニューアルとブランドのイメージチェンジを目的としたアーチ型LEDビジョンを導入した事例です。「万華鏡のような入り口を構えたい」というお客様のイメージデザインの段階から始まり、約5ヶ月の時を経て、当社でも事例のない、アーチ型LEDビジョンの空間演出が実現致しました。また、今回の大規模リニューアル後、万華鏡の入り口をきっかけとして、新規のお客様も増えており、当社で独自開発しているサイネージ運用ソフトウェア「DiSiクラウド」も簡単で使いやすいとご好評をいただいております。

サイネージによる店内ジャックでブランドプロモーション

@cosme TOKYO

原宿駅前にオープンした新体験フラッグシップショップ『@cosme TOKYO』の導入事例です。
“ネットとリアルの融合”をテーマに様々な体験ができるようになっており、新しいスタイルの店舗を楽しむことができます。LEDビジョンや12面マルチサイネージはもちろん、一括配信設定により、店内ジャックでブランドプロモーションをすることも可能です。
フロアマップ開発で多言語対応(日本語/英語/簡体字/繁体字/韓国語)もしており、ブランドもしくはアイテム名より検索可能となっております。

AI技術を駆使した人数計測サービスと連動して商業施設内の広告効果を測定

COCONO SUSUKINO

「ココノススキノ」のラジオブース「MID.α STUDIO」は、イベント時に100人以上が集まるスペースであり、同時にLEDビジョンでは広告が放映されています。
その広告主への付加価値として、効果測定が出来る技術が求められており、アビックスの「AIカウンター」により、広告放映時の人数をリアルタイムに計測し、広告主に対して付加価値の高いレポートを提供することができるようになりました。

ARキッズゲームを搭載した大型LEDビジョン

イオンモール豊川

「くつろぎ、出会い、体験の場を創出」をテーマとして愛知県豊川市にオープンした大型商業施設「イオンモール豊川」に、LEDビジョン・タッチパネルサイネージを複数台ご採用頂きました。大屋根や人工芝が設けられ、悪天候の中でもゆったりとお過ごしいただける2F「セントラルパーク」では、ARキッズゲームを搭載した大型LEDビジョンを設置。
カメラに映し出された子どもの動きを感知してゲームが展開し、週末には多くの子どもたちがLEDビジョンの前でARゲームを楽しんでいます。

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屋外LEDビジョン設置検討にあたり知っておくべき法令知識

屋外LEDビジョンは各地域の行政が定めている条例に則って設置検討が必要となります。そのため屋外LEDビジョン設置検討の際は設置目的や設置ロケーションと共に条例を踏まえて画面サイズ等の仕様を決めていく必要があります。

弊社では全国各地の施工ネットワークにより設置ご検討エリアでの必要な条例の事前確認および設置許可を得るための面倒な申請手続きにも対応しております。屋外LEDビジョン設置検討にあたりケアしないといけない条例は以下がありそれぞれのポイントをまとめました。
※地域によって条例内容が違いますのでご参考レベルでご確認ください。

① 屋外広告物条例

屋外看板全般についてのルールを設置地域の役所が定めているのが屋外広告物条例です。屋外LEDビジョンも屋外看板に該当するため屋外広告物条例に則った検討と設置前に設置箇所の役所へ申請、許可を得る必要があります。

屋外広告物条例では主に設置箇所(壁面、屋上、自立柱など)や設置場所の用途地域によって設置要件(設置できるエリアや画面の大きさ等)が定められておりますのでご検討時に留意が必要です。屋外に向けたLEDビジョン設置でも例外的に屋外広告物条例が該当しないケースとして屋内から屋外に向けて設置の場合は屋外広告物条例が該当しない場合もございます。
よくある事例としては店舗等建物のガラス内側から屋外に向けた設置例があり屋外に向けた表示物でも屋内設置のため対象外とみなされるケースがございます。

② 景観条例

全ての地域が対象ではありませんが設置地域により都市景観に関する条例が定められている場合があります。景観条例が該当する地域では屋外広告物の許可条件に景観条例をクリアしていないと許可をおろしていただけない事が多いです。また屋内から屋外に向けた掲示物も景観条例の対象となる事が多いので対象地域では屋内設置の場合でも役所と協議が必要となる場合があります。

景観条例の申請では設置するLEDビジョンの仕様以外に設置後の運営面(放映予定の映像コンテンツ、放映時間等)の詳細計画を提出した上で役所と協議し設置可否の判断をいただきます。この時に地域ごとの景観規制に合わせた運営案の説明を役所に対して出来るかが可否判断場面で影響があると思われますので経験などに基づいて柔軟な協議対応がポイントとなります。景観条例は歴史的建造物が多い地域や観光地などで定められている事が多く、過去の経験では京都市や奈良市が最も厳しく大型LEDビジョンの設置はほぼ難しいです。

③ 工作物確認申請

高さ4mを超えるLEDビジョン(独立広告塔の場合は地面からの高さ、その他はビジョン高さ)は工作物の確認申請が必要となり申請にあたっては資格取得者が確認した構造計算が必要となります。

確認申請は、設置検討箇所の役所によって、条例・規定が定められていますので、事前に確認を行ない、申請する必要があります。また工作物確認申請は屋外広告物条例と連動しており工作物確認申請の許可がない場合は屋外広告物の許可も通常はおりません。さらに工作物確認申請は工事終了後に完了検査の申請も必要となります。

④ その他

・敷地境界を越えて歩道等にはみ出る設置検討の場合

敷地境界(空間含む)を越えて設置検討の場合は一般的に道路管理者へ道路占有許可を得る必要があります。歩道や道路へ越境して設置する際はLEDビジョンの出幅制限やLEDビジョンの設置高さに制限があります。この場合、道路管理者へ越境する面積に応じて占有費用が必要となります。

・交差点近くで設置検討の場合

屋外広告物条例で定めれている場合も多いですが交差点近くで設置検討の場合は信号機や横断歩道から一定の距離をとって設置が義務付けられている場合があります。また条例で定められていない場合でも所轄の警察署へ信号機の妨げにつながらないか等の相談した上で設置検討をお勧めしております。

アビックスでは申請手続きも行っております

以上の事から屋外LEDビジョン設置検討にあたっては各地域の条例や規制を踏まえた検討が必要ですが、アビックスでは条例の確認及び関係各所との協議・申請手続きまで対応しておりますのでご安心ください。

よくある質問

LEDビジョンの保証期間・保証内容はどうなっていますか?

アビックスの製品保証

製品に自信を持っているアビックスでは、お客様が安心してLEDビジョンをご使用していただくため業界最長の3年製品保証としています(※機器代、作業費、諸経費 のすべて対象)

※詳細は「保証規定」参照。また、別途有償にはなりますが月額15,000円から延長保証プランもご用意しておりますので詳しくはアビックスまでお問合せください。

※一部対象外製品もございますので、詳細は当社までお問合せください。

LEDビジョンの価格はどのくらいですか?

LEDビジョンの価格は、DOTピッチ(使われているLEDの数)とサイズに大きく影響されます。また、導入にはLEDビジョン本体の価格とは別に、制御装置や再生装置といった周辺機器のほか、取り付け工事費、設置する場所までの運送費なども必要です。そのため、まずはお客様からヒアリングをさせていただいたうえで、お見積もりをお出ししております。まずはお問い合わせフォームよりご相談ください。

リース購入や割賦購入などの方法はありますか?

当社では、一括でのご購入以外にリース(リース会社のご紹介)やメーカーリース(長期レンタル)、割賦での販売を取り扱っております。それぞれの特徴は下記の通りです。

1.メーカーリース
メーカーリース(長期レンタル)による販売は、当社と直接契約を結んでいただくものになります。通常5年間のレンタルとなりまして、月々のお支払い金額にはメンテナンス料金も含んでおり、動産総合保険や固定資産税に加え、修理などの対応も当社負担となります。

2.割賦販売
割賦販売につきましては、売買形態の一つとなりますので、分割にてお支払い終了後には所有権はお客様に移転いたします。割賦期間内に関しましては、動産総合保険は、当社にて負担いたしますが、固定資産税やメンテナンス料金につきましてはお客様負担となります。

3.リース
リースにつきましては、リース会社から月々一定額でお客様にお貸しする契約でございます。所有権はリース会社となり、動産総合保険や固定資産税はリース会社が負担いたします。そのため、金利だけでなくそれらを含めた金額でのお支払いとなります。また、故障などのメンテナンスコストについては、お客様負担となります。

上記の購入方法はすべて初期費用の負担が小さく、デジタルサイネージを導入できるというメリットはありますが、それぞれに特徴がございますので、購入方法についてもお気軽にご相談ください。

LEDビジョンの重量はどれくらいですか?

LED製品の種類によって異なりますが、目安として屋外用SMD10mmピッチで1㎡あたり約37kg/㎡、室内用3.9mmピッチで約28kg/㎡、透過型7.82mmピッチで約15kg/㎡程度となります。室内用3.9mmピッチの製品で100インチ相当の大きさですと約77kg程度となる計算になります。

LEDビジョンの消費電力はどれくらいですか?

LEDビジョンは輝度(明るさ)によって消費電力が変ってきますが、おおよそ1日あたり16時間LEDビジョンを点灯させた場合、消費電力と電気料金の目安は屋外用SMD10mmピッチで一日あたり約3.74KW h/㎡(約97円/㎡)、室内用3.9mmピッチで約2.56KW h/㎡(約66円/㎡)になります。実際の料金はお客様がご契約の電力プランによって変りますので、ご契約の電力料金をご確認ください。

LEDビジョンの納期はどれくらいですか?

当社ではお客様からのご注文内容に合わせて海外の提携LEDメーカーでご注文毎に生産を行っております。そのため、状況にもよりますが受注後納品まで通常2か月から3か月程度のお時間をいただいております。
ただし、在庫にある製品の場合、ピッチなどは限られてきますが、納期をお急ぎのお客様のため最短2週間での納品も対応しております。

一部LEDビジョンメーカーでは納期を短縮させるために在庫販売しているところもございますが、当社ではこだわりのオリジナル仕様にて生産するため、受注生産方式を採用しております。

メンテナンスは全国対応していますか?

日本全国に提携施工協力会社のネットワークを構築しております。遠方のお客様でも技術・ノウハウのしっかりした提携施工協力会社のスタッフがお伺いさせていただき対応させていただきます。

北海道~沖縄まで全国をカバーしておりますのでどうぞご安心ください。

LEDビジョン用の映像制作は可能ですか?

アビックスでは映像制作を専門としたスタッフがおりますので、お客様のご希望と、製品サイズにあった映像をご納品いたします。3D映像、ドローン撮影、グリーンバックによる合成映像、料理や車などの物撮り等の写真撮影も対応可能です。テレビCMなどの制作実績もございますので、ぜひお気軽にご相談ください。

映像制作サービス

対応する映像の推奨フォーマットは何ですか?

弊社がご提供するサイネージシステム(DiSi CLOUD/ i-TemPo / SCALA)では、映像はmp4ファイルを推奨しております。その他のフォーマットでも対応しておりますが、 高圧縮で軽量なファイルフォーマットのため、映像はmp4を推奨しております。静止画については、jpg / pngデータが対応しております。

まとめ

LEDビジョンは、サイズやレイアウトの自由度が高く、高精度の画像・映像を表示します。使用シーンは、屋内・屋外の広告やイベントの演出など、さまざまな用途で活用できます。LEDビジョンの設置には、事前調査や現地調査、制作、施工など、いくつものプロセスを経て設置されるため、スムーズに設置を行うには依頼先選びが重要です。

アビックス株式会社の「LEDビジョン・デジタルサイネージ」は、設置からメンテナンス、映像制作、運営まで、ワンストップソリューションを提供するサービスです。海外工場の生産においても、弊社スタッフが製造ラインをコントロールし、品質の維持に努めています。製品の3年保証(一部製品を除く)や国内での修理体制をご用意しています。

 
 

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1.画面サイズ
2.ドットピッチ
3.輝度(画面の明るさ)
4.可視角度範囲
5.映像コンテンツ(アニメーション)
6.映像コンテンツ(訴求ポイントの整理)
7.フォント選び(文字の視認性)
8.画面比率
9.「風景化」 させない (運営が重要)
10.排熱・塩害対策
11.メンテナンス

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