LEDビジョンの価格は高い?販売価格の構成や使い方・選び方について

公開日 :2019/02/23 | 最終更新日 :2021/06/11

従来の液晶モニターとは異なる、さまざまな魅力を備えた「LEDビジョン」。インパクトのある自由度の高い映像表示が可能なため、活用する企業も増えつつあります。その一方で、使い勝手が良いことから「高いのでは」と価格が気になり、購入に踏み切れない企業も多いのではないでしょうか。今回は、LEDビジョンの基礎知識をはじめ、メリットやコスト、購入時の検討ポイントなど幅広く紹介します。

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目次

LEDビジョンと液晶モニターの違い

LEDといえば照明器具をイメージする人が多いでしょうが、その活用方法は多岐にわたっています。映像を表示する「LEDビジョン」もそのひとつであり、従来の液晶モニターとは異なるメリットを持っているのです。まずは、そもそもLEDビジョンとはどのようなものなのか、従来の液晶モニターとの違いを踏まえながらチェックしていきましょう。

LEDビジョンのメリット

LEDビジョンとは、その名の通りLED(発光ダイオード)を搭載した映像表示機器のことです。赤・緑・青の3色の発光ダイオードを設置することで、少ない電力で駆動できるフルカラーディスプレイとして実用化されました。一般的には、特に大型のディスプレイを「LEDビジョン」と呼ぶことが多いです。LEDビジョンのメリットは数多くありますが、まずは「非常に明るい」ことが挙げられます。液晶モニターは、画面の後ろに設置されたバックライトが、液晶やそれを挟むさまざまな部品を通して画面を照らすという仕組みです。後ろから照らしているだけなので、どうしても明るさが落ちてしまいます。

これに対し、LEDビジョンは設置されたLEDそのものが光を放つため、バックライトと比べ圧倒的な明るさを届けることができるのです。このため、夜間はもちろん、昼間でも太陽の光に負けず、目立つ映像表示が可能になります。参考までに、明るさを表すカンデラという単位を用いると、液晶モニターは400カンデラ程度に対し屋外用のLEDビジョンであれば、5000~6000カンデラと10倍以上の明るさとなります。
また、LEDビジョンは、パネルを組み合わせることも可能で、サイズや画面のレイアウトの自由度が非常に高いです。らに、液晶モニターやその他の製品より寿命も長く、買い換えのコストを抑えられる点も魅力です。

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液晶モニターのメリット

液晶モニターは、液晶テレビとほとんど同じ仕組みです。LEDのように画面自体が発光しているわけではなく、バックライトで液晶やカラーフィルターなどを照らしながら映像を表示しています。液晶モニターは、映像表示機器としてはLEDビジョンよりも歴史が古く、価格競争などもあってLEDビジョンより安価に購入できるという点が主なメリットです。また、設置されている発光部品どうしの距離がかなり狭く、画素が密集するため、近くで見たときには、LEDビジョンより鮮明な映像を映し出せるという特徴もあります。

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その他の製品 プロジェクターのメリット

その他、映像表示機として検討されるのがプロジェクター。価格も安価で、小さい機器の筐体から大きな映像を表示することができるというのが主なメリットです。その反面、映像を表示するためには、一定の平面距離が必要であり設置場所が限定されてしまうことや、LEDビジョンと比べると、その特性上、映像投影面が暗くなり、画像もやや粗くなってしまう点がデメリットとしてあげられます。

LEDビジョンの利用シーン

数多くのメリットがあるLEDビジョンは、さまざまなシーンで活用されています。たとえば、広告を映し出す媒体としてビルの壁面や街中に設置されたり、スポーツやライブなどのイベントを盛り上げる映像演出に利用されたりすることが多いです。パソコンなどと連動する機能のLEDビジョンもあり、壁に設置して会議の際に利用する企業も少なくありません。ほかにも、店内を美しく彩るための演出や、デジタルアートとして楽しまれるなど、その用途は実にさまざまです。

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LEDビジョンの価格構成

LEDビジョンの価格は、DOTピッチ(使われているLEDの数)に大きく影響されるので、あくまで目安としての相場ですが相場としては1平方メートルあたり40~80万円ほどになります。たとえば、縦3m×横4mのビジョンの場合、12平方メートルになるため480~960万円かかる計算です。製品の機能によっては、さらに高額になる可能性もあります。さらに、導入にはLEDビジョン本体の価格とは別に、制御装置や再生装置といった周辺機器のほか、取り付け工事費(設置工事の難易度によっては百万円以上)、設置する場所までの運送費なども必要です。

また、イニシャルコストを抑えるという点で、長期レンタル(5年レンタル)での導入も可能な場合があります。例えば、同じく12平方メートルのLEDビジョンを5年レンタルする場合、その他の機能にもよりますが、5年間の保守メンテナンス料金込みで月額12万円~24万円程度で導入することができます。(取付時の設置工事費は別途)

導入する際は事前に見積もりをとったうえで慎重に検討しましょう。見積もりでは、費用の内訳や、別途発生する可能性のある費用についても細かく確認することが大切です。

ランニングコストは?

LEDは、少ない電力で圧倒的な明るさを実現できるコストパフォーマンスが高い発光部品です。大型のビジョンを設置しても、ほかの種類のデジタルサイネージと比べて安い電気代で済みます。また、LEDパネルを組み合わせて設置していることで、故障やメンテナンスの際に部分交換も可能なため、総合的なランニングコストを抑えることができます。ただし、いくら省エネとはいえ、設置する製品の大きさやグレードによっては電気代が意外とかかることもあるので、十分に注意しましょう。必要な電気代を把握しておかないと、設置後に予想外の出費に慌てることにもなりかねません。メンテナンスや保守に関する費用も含め、トータルコストを計算したうえで検討することも大切です。

「安いだけ」のLEDビジョンを選ぶリスク

最近はLEDビジョンを販売する業者も増えつつあり、中には驚くような激安価格で売りに出されているものもあります。高額なLEDビジョンを安く購入できるのは魅力的ですが、安さだけを基準に選ぶのはおすすめできません。あまりに安いものだと、使用しているLEDの品質が悪く、故障を繰り返して頻繁に修理が必要になることがあります。また、すぐにランプが寿命を迎えて交換が必要になり、交換費用がかさむケースも少なくありません。メンテナンス費用が増えれば、いくら本体価格が安くても意味がないので、安さに飛びつくのはやめましょう。

また、安いものは重量が重すぎて、予定していた場所に設置できないこともあるので注意が必要です。大型のビジョンを導入する場合はただでさえ重量があるので、多少価格が高くなってもより軽量の製品を選んだほうが良いでしょう。

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価格以外で判断基準とすべきところ

安さだけを重視するのは危険だとわかったところで、次はどのような点に注目して製品を選ぶべきなのかを紹介します。

画質・品質

LEDビジョンを導入する大きな目的のひとつは、ビジョンを見る人にインパクトを与えることです。このため、まずは画質やLEDの品質など、製品のクオリティに注目しましょう。クオリティの低い製品ではインパクトのある映像を映し出せず、想定した効果を出せない可能性があります。画質やLEDの品質を見極める際に基準となるのが、「DOTピッチ」と呼ばれるものです。設置されたLEDの部品一つひとつをDOTといい、DOTどうしの間隔をDOTピッチと呼びます。

DOTピッチが細かいほど鮮明な画像を映し出せるため高額になりますが、細かいものが良いとは限りません。多少荒い映像でも、離れた場所からならきれいに見えるケースも多いからです。LEDビジョンを設置する場所と、それを見る人の「視認距離」を考え、最適なDOTピッチを選ぶようにしましょう。品質については見極めが難しいですが、品質維持にどのような努力をしているか、価格が安い場合はその理由などを業者に確認して、不安のある製品や業者を避けると安心です。

導入後の保証・保守・運用(コンテンツ)

LEDビジョンは、購入・設置すれば万事解決というわけではありません。複雑な構造の機器であるため、設置後に故障したり、メンテナンスが必要になったりすることもあります。その都度、業者に対応を依頼していては、余計なコストがかかってしまうでしょう。このため、導入後に長く保守対応をしてくれる業者を選ぶことが欠かせません。LEDビジョンは耐久性が良くランプの寿命も長いため、長く利用するものです。メンテナンスの必要性はかなり高いため、設置やメンテナンス、故障時の対応、保証期間と保守費用など細かく確認し、長く付き合って安定した運用ができそうな業者を見つけるようにしましょう。

また、業者によっては映像コンテンツの制作に対応できる場合があります。LEDビジョンに適した映像コンテンツ、目的に適した映像コンテンツを放映することで、LEDビジョンの効果を最大限発揮することができることになりますので、ビジョン運用についても相談できる業者を選ぶのも大きなポイントの一つとなります。

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6.映像コンテンツ(訴求ポイントの整理)
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8.画面比率
9.「風景化」 させない (運営が重要)
10.排熱・塩害対策
11.メンテナンス

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